「ホームゲームに『声』が戻ってきた!!」~“おのかな”のブレックス観戦レポート3/25、26三遠ネオフェニックス戦@日環アリーナ栃木
2/17、チームのウェブサイトに「ホームゲームにおける声出し応援の全面解禁に関して」というリリースが掲載されました。3/25・26に日環アリーナ栃木で開催される三遠ネオフェニックス戦より、マスクを着用した状態での「声を出しての応援」を全面的に解禁する、というものでした。私たちブレックスファンにとっての武器である、『声』が新型コロナに奪われて2年半。早々に声出し解禁しているチームの試合を配信で観ながら、クラップ(手拍子)だけの観戦スタイルに慣れてしまったなあ、と、そんなことを思っていました。今回は、声出し応援と会場の雰囲気を中心にレポートします。(文・写真/ブレックスファン・おのかな)
2020年、新型コロナウィルス感染拡大により世界中がさまざまな制約の中で生活することを余儀なくされました。そんな中、Bリーグも無観客試合からリーグ中断を経て、2020-21シーズンよりリーグ戦はスタートしたものの、感染対策として収容率50%、声出し応援の禁止が発表されました。ここから、私たちはクラップだけの応援でチームを後押ししてきました…。
2020-21シーズンのチャンピオンシップセミファイナル、レギュラーシーズンでは一度も勝てなかった川崎ブレイブサンダースに連勝できたブレックスアリーナの空気も、ワイルドカードで進出した昨シーズンのチャンピオンシップ、アウェーの会場をホームのように作り上げたのも、ブレックスファンがひとつにまとまったクラップでチームを後押しできたからだと思っています。
なので、この段階で声出し応援の解禁と聞いて、「クラップでも十分雰囲気を作れているから、そんなに声を出さなくてもいいんじゃないかな…」そんなことを思ったりもしていました。
そんな中、チーム創設時からブレックスの応援を先導してくださったB-rAidsさんが公認応援団を返上されたという発表がありました。コロナ前のブレックスアリーナを経験したことのある人なら必ず感じた「会場の一体感」。その元を作ってくださったのは間違いなくB-rAidsさん。なので、公認返上はすごく残念です。
コート上で選手が倒れているときや審判がビデオ確認などを行っているときにコールは行わないなど、B-rAidsさんが作ってくれた試合中は熱く、でも運営の邪魔にはならない応援をするというブレックスの応援文化は、この後も私たちが受け継いでいかなければいけないものだと思っています。本当に残念ですが、今まで本当にありがとうございました。
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