「1勝1敗の痛み分け。でも、遠征はやっぱり楽しい!」~“おのかな”のブレックス観戦レポート 4/13、14 レバンガ北海道戦 @北海きたえーる
「僕も今シーズンは桜井さんと同じバッシュを履いて一緒にラストダンスしようと思って」~今回の遠征のキッカケは、バスケットLIVEで公開されたオールスター企画で、北海道の桜井良太選手が引退されることについて渡邉裕規選手が話したこの言葉でした。桜井選手と対戦する最後の北海道戦。それを見届けたくて、チケットを取りました。(文・写真/ブレックスファン・おのかな)
チャンピオンシップクォーターファイナルホーム開催が決定!
2023-24シーズンのチャンピオンシップ(CS)出場を決めたブレックスは、ホームで秋田、群馬相手に連勝し、チーム記録の21連勝を達成しました。そして、CSクォーターファイナル(QF)のホーム開催権を手にしました。
これにより、CSQFは、日環アリーナにて、5/10(金)19時25分、11(土)19時30分、1勝1敗の場合のみ13(月)19時25分試合開始となることもブレックスより発表されました。
セミファイナルもホーム開催となる場合、翌週の5/17(金)、5/18(土)、5/20(月)に、日環アリーナでの開催だそうです。CSのこの変則スケジュールは、3戦目に突入した場合、選手たちが1日お休みできるようにと組まれているそうです。
北海道・桜井選手とは、レギュラーシーズン最後の対戦
今回の対戦相手、レバンガ北海道のトピックスといえば、冒頭にも触れたように桜井選手との現役最後の対戦です。
中継でも紹介されていましたが、日曜の試合前にはアウェーベンチ裏に座るブレックスファンのみんなで「19年間現役お疲れ様でした。北の鉄人♯11桜井良太選手 LAST DANCE楽しんで」というメッセージボードを掲げました。
これは、コールリーダーをされている、IKUMIさんを中心に企画されたもので、桜井選手もすごく喜んでくださっていました!
1戦目は悔しい敗戦
この日は試合前に、群馬戦で負傷した比江島慎選手がコンディション不良によりベンチ登録外となったことが発表されました。チームには帯同していたので、それほど悪くないことを祈るのみです。
そんな土曜日の試合は、スタートから思うように波に乗れず、1クォーター(Q)から25失点。その後もオフェンスがうまくいっていないことが影響しているのか、失点を抑えることができずに6点のビハインドを背負って前半を終えました。
このとき少し思ったのは、「いつもならなんだかんだ言って勝っちゃうけど、今日はちょっと違うかも…」ということ。
その不安は的中し、3Qで少し盛り返すも、最終4Qに突き放されて気づけば71対79と、22戦ぶりとなる悔しい敗戦となりました。シンプルに北海道が強かった!
ブレックスは3ポイント(P)シュートの決定率が28分の7で25%。3Pシュートの試投数が28なのに対し、2Pシュートは38。3Pシュートの試投数が2Pシュートの試投数を上回った試合は負け無しと言われていましたが、この日はその数字が逆転してしまいました。
試合後、佐々HCは選手たちの列には加わらず、ベンチの位置からベンチ裏に座るファンに向かって深々と頭を下げていたのがすごく印象に残りました。
北海道としては、ここで勝ったことでB1残留が確定、さらに今シーズンのホームゲーム総入場者数が12万人を突破し、平均入場者数4,000人が確定して、アリーナは大盛り上がりとなっていました。
とはいえ、今シーズンは「連敗しないブレックス」なので、明日はきっとやり返してくれるでしょう!
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