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【写真14枚】アレックス・カーク「天皇杯に向けて勢いを」…キングス、準決勝敗退の悔しさを晴らせるか きょうEASL・3位決定戦

 東アジアスーパーリーグ(EASL)のプレーオフ「ファイナル4」に参戦している琉球ゴールデンキングスは9日午後5時10分(現地時間)から、マカオのスタジオシティ・イベントセンターで行われる3位決定戦に臨む。3位の獲得賞金は25万ドル(約3700万円)。

 相手は同じ予選グループBを勝ち抜いた、ジェレミー・リン率いるニュータイペイキングス。リーグ戦の2試合はそれぞれホームチームが勝利して1勝1敗だった。

 キングスは前日の8日午後、試合会場で公開練習を実施。取材対応したアレックス・カークのコメント、練習中の選手やコーチ陣の写真を紹介する。

「試合に集中し、ゲームプランを遂行する」

 夜に行われた準決勝から一夜明けたばかりだったため、前日練習は軽めに済ませたキングス。最後のシューティング練習などがメディアに公開された。

 ぶら下がり取材を受けたカークは、準決勝で桃園パウイアンパイロッツに64ー71で敗れた試合について「正直、簡単な試合ではありませんでした」と振り返った。ただ、この日は「偶然、みんなで食事をすることになり、ゆったりと過ごしました」とリラックスできている様子だった。

 15日には東京で行われる第100回天皇杯全日本選手権決勝も控えており、こちらも初優勝が懸かる。それを念頭に「幸運なことに、私たちは来週の天皇杯決勝で(チャンピオンになる)チャンスを再度得ることができます。私たちの目標は、その大会に向けて勢いを付けることだと思います」と語り、EASL3位決定戦で勝つことの重要性を説いた。

 ファイナル4終了後には一度沖縄に戻り、12日にBリーグ西地区2位の島根スサノオマジックと地区頂上決戦を行う。改めて天皇杯決勝にも触れ、こう続けた。

 「3位決定戦では試合に集中し、全力でプレーし、ゲームプランを遂行することが大切です。水曜日にも島根と重要な試合があります。現在、私たちが西地区1位で島根が2位。そして、A東京と対戦する天皇杯決勝もある。それらの試合に向けてもっと良くなり、備えたいです」

 EASLの試合は動画配信サービス「U-NEXT」で独占配信される。準決勝終了後、決勝の広島ドラゴンフライズ対桃園パウイアンパイロッツも午後8時10分(現地時間)にティップオフされる。

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