東邦ガスー三菱自動車岡崎 観戦記(2024年東海地区都市対抗2次予選第2代表決定戦)
6月7日に岡崎レッドダイヤモンドスタジアムで行われた第2代表決定戦、東邦ガスー三菱自動車岡崎の観戦記です。
三菱自動車岡崎は2本柱の1人笠井投手が先発。東邦ガスも2年目で先発の柱となっている大石投手が先発となりました。
東邦ガス
100000021|4 H3 E1
20000114X|8 H14 E0
三菱自動車岡崎
東邦ガス
大石(13)、栁川(14)、吐前(29)、吉田(12)、高橋(18)-氷見
三菱自動車岡崎
笠井(19)、鈴木(13)、神原(16)-西川
投手成績
東邦ガス
大石晨慈 6回 88球 被安打9 四球1 三振2 失点3
栁川優太(大垣日大-中京学院大 8年目) 1/3 14球 被安打1 四球0 三振0 失点1(自責点0)
吐前拓哉(至学館-東海学園大 7年目) 2/3 6球 被安打0 死球1 三振1 失点0
吉田大喜(大冠-日体大-ヤクルト 27歳) 0/3 14球 被安打2 四球1 三振0 失点3
高橋佑輔(豊田西-同志社大 2年目) 1回 19球 被安打2 死球1 三振0 失点1
三菱自動車岡崎
笠井建吾 6回 94球 被安打1 四死球4 三振4 失点1
鈴木翔也(静岡-関西学院大 2年目) 2回 32球 被安打1 四死球2 三振2 失点2
神原友(東海大甲府-東海大 8年目) 1回 8球 被安打1 四球0 三振1 失点1
(出場選手)
東邦ガス
4飯田(35) 5金田(7) 7比嘉(1) 3若林(6) D柴田(9) 2氷見(2) 9松井(25) 6宮下(8)→H虎谷(5) 8大木(24)→H西脇(3)→R木村(31)→8
三菱自動車岡崎
9豊住(24) 3小室(6) 5荒井(5) D宮野(33)→R冨澤(4)→D 7山田(29) 4古川(7) 8中村奎(31) 2西川(10) 6斎藤(9)→H菅原(28)→6内藤(8)
(試合経過)
1回表、2死3塁からワイルドピッチで1点。東邦ガスが先制。1-0
1回裏、2死1,2塁から5番山田が2点タイムリー2ベース。三菱自動車岡崎が逆転。2-1
6回裏、2死1塁から7番中村奎がタイムリー2ベース。3-1
7回表、ピッチャー交代、鈴木。
7回裏、ピッチャー交代、栁川。1死2塁から2番小室がタイムリー。ここでピッチャー交代、吐前。4-1
8回表、2死3塁から3番比嘉が2ランホームラン。4-3
8回裏、ピッチャー交代、吉田。無死満塁でピッチャー交代、高橋。1死満塁から1番豊住が2点タイムリー。1死1,3塁から2番小室がタイムリー2ベース。1死満塁から4番冨澤が犠牲フライ。この回4点。8-3
9回表、1死3塁から7番松井の2ゴロの間に1点。8-4
三菱自動車岡崎が快勝。第2代表の座を獲得しました。
総評
大石投手、笠井投手とも初回は緊張感もあったのか、どちらも失点。
ただ、2回以降はお互いに立ち直っていきました。
大石投手は毎回のようにヒットでランナーは出すもののしのいでいき5回まで2失点。
笠井投手は四死球はちょっと多かったものの要所で力を入れてMAX152kmもマーク。初回の1失点で6回を投げ切ります。被安打は1のみ。今年の好調さを出し切った印象ですね。
大石投手も粘ってはいたのですが、6回裏に3点目を奪われ、この回で降板。持ち味は出した印象でしたが・・・。この経験を次に生かしたいですね。
三菱自動車岡崎は終盤1点差に迫られましたが、8回には豊住選手、小室選手とベテラン2人が連続タイムリーを放ち試合を決定付ける。最後は神原投手が締めて第2代表の座を獲得しました。
やはり秋山投手、笠井投手の2枚看板は強力。野手やリリーフ投手を上手く補強して本戦に挑みたいですね。
東邦ガスは最後に高橋投手を突っ込んでの敗戦が今後に響かないといいのですが・・・。
比嘉選手の2ランで追いすがり、チームとして粘りを見せたことを次に生かしたいですね。
歓喜の輪と集合写真、胴上げの様子
ピックアップ選手
東邦ガス 大石 晨慈 投手(近大附-近畿大 2年目)
先発して初回に2失点するも2回以降はランナーを出しながらも何とか粘って5回まで2失点とまとめる。6回裏に2死1塁から中村奎選手に2ベースを浴びて、この回で降板となりました。今大会では3試合先発を任されました。本大会でも主戦として回れるようにさらに投球を磨いてほしいですね。
東邦ガス 比嘉 龍寿 外野手(興南-亜細亜大 5年目)
3番レフトで出場。8回表に1点差と迫る2ランホームランを放つ。
東邦ガス 飯田 裕太 内野手(刈谷-東京大 9年目)
1番セカンドで出場。1安打2死球で出塁し、好調を維持。守備でもファインプレーをみせて貢献しました。
三菱自動車岡崎 笠井 建吾 投手(明和-慶応大 3年目)
先発して6回まで投げて1安打1失点ピッチング。四死球4つ出したのがちょっと多かったですが、要所で力を入れる投球で152kmもマーク。2試合先発して2勝。柱の1人に成長しました。
三菱自動車岡崎 中村 奎太 外野手(日大三-明治大 2年目)
7番センターで出場。6回に貴重なタイムリー2ベースを放ち、8回には大量点の口火を切りました。3安打の猛打賞。大事な試合での勝負強さが光る。
三菱自動車岡崎 小室 和弘 内野手(昌平-明治大 12年目)
7回裏に追加点となるタイムリー。8回には相手にトドメとなるタイムリー2ベース。豊住選手との1,2番がこのチームの生命線ですが、この試合でもしっかりと機能しました。
三菱自動車岡崎 笠井建吾 投手 談話
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