瀬戸-岡崎城西 観戦記(2024年選手権愛知大会)
7月21日にパロマ瑞穂球場で行われた4回戦の第1試合、瀬戸-岡崎城西の観戦記です。
豊田大谷を圧倒して勝ち上がってきた瀬戸がどんなチームが見たくて足を運びました。
瀬戸
001000010|2 H8 E0
000001011|3 H7 E1
岡崎城西
瀬戸
稲垣(1)-青山
岡崎城西
永田(1)-中平
投手成績
瀬戸
稲垣大海 8回1/3 110球 被安打7 四死球3 三振4 失点3
岡崎城西
永田航大 9回 144球 被安打8 四球1 三振10 失点2(自責点1)
(出場選手)
瀬戸
7浅野 4服部 6安井 9川口 5宅間 1稲垣 3相澤 2青山(16)→H岩本(18)→2宮本(12) 8内田
岡崎城西
9橋本 8藤村 7淺井 3今井 5永谷→H中屋敷(12)→5石川(14) 1永田 2中平 4三浦→H加藤(19) 6米津
(試合経過)
3回表、2死2塁からタイムリーエラーで1点。瀬戸が先制。1-0
6回裏、2死3塁から2番藤村がタイムリー。1-1の同点。
8回表、1死1,2塁から4番川口がタイムリー。瀬戸が勝ち越し。2-1
8回裏、2死1,3塁から3番浅井がタイムリー。2-2の同点。
9回裏、1死1,2塁から8番三浦がサヨナラタイムリー2ベース。岡崎城西がサヨナラ勝ちをおさめました。
総評
岡崎城西は5回までノーヒットに抑え込まれ、なかなかチャンスすら作れない状態。そんな中、6回裏に死球から最初のチャンスを作って、2番藤村選手がチーム初ヒットを放ちこれがタイムリー。同点に追いつき流れを引き戻す。8回表に勝ち越されるも、8回裏に2死から四球、ヒットでチャンスを作って3番浅井選手がタイムリー。再び同点に追いつく。
9回裏は1死からピッチャーの永田選手がヒット。7番の中平選手が執念でライト前に落としチャンスを広げると代打の切り札の加藤選手がサヨナラタイムリー2ベースを放ち、逆転サヨナラ勝ちをおさめました。前の試合に続いての逆転劇はチームに勢いをもたらせそう。
永田投手はこの日は立ち上がりからしっかりと抑えて、3回表にエラーから失点を許すも、要所を抑える投球。8回裏に勝ち越し打を打たれるも、味方の援護もあって2失点で完投。自信がないと言っていた打撃でも2安打と投打での活躍が光りました。
永田投手は暑い中完投。連戦できついですけど、彼を中心に5回戦も戦いたいところですね。
瀬戸は相手のヒット数を上回る8本を打ちながら、なかなかあと1本が出ない状況。8回に4番川口選手のタイムリーで勝ち越しましたが・・・。稲垣投手が力尽きた形。ただ、2年生ながら最後までよく投げましたし、1,2年生の活躍が目立ったので、新チームにも生かしてほしいですね。
打線の良さが目立つチームでしたが守備もしっかりとしておりこの試合ではノーエラー。ここまで勝ち進んだ力はみせてくれました。
ピックアップ選手
瀬戸 稲垣 大海 投手(2年)
2年生エースとしてチームを支える投手。120㎞後半のまっすぐでコントロールがよく試合が作れる。5回まではノーヒットに抑えてほぼ完璧な投球でした。終盤は疲れもあって捕まりましたが、秋以降も楽しみな投手ですね。
瀬戸 内田 悠真 外野手(2年)
9番センターで出場。2安打のマルチで3回にはレフトオーバーの2ベースから先制のホームを踏みました。
瀬戸 川口 高明 外野手(3年)
4番ライトで出場。8回表のチャンスで勝ち越しとなるタイムリー。凡打の内容もよく、能力を感じる選手でした。
岡崎城西 永田 航大 投手(3年)
130㎞後半のまっすぐを主体に、ランナーを出しながらも粘りの投球を見せました。得意ではないという打撃でも2安打を放ち、最終回はサヨナラの起点となりました。
岡崎城西 加藤 秀一 選手(3年)
9回裏、1死1,2塁で代打起用。切り札として初球をしっかりと捉えてサヨナラタイムリー2ベースを放ちました。打撃の為に1年取り組んできたと本人談。サヨナラと気づかなかったとの談話も。
岡崎城西 藤村 汰樹 外野手(3年)
2番センターで出場。6回にチーム初ヒットがタイムリーに。劣勢だった雰囲気を戻す見事な打撃でした。これを含む2安打。
岡崎城西石田監督、加藤選手、瀬戸鈴木監督談話
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