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杜若-豊田高専 観戦記(2024年秋季西三河地区1次予選)

8月10日に豊田球場で行われた第2試合、杜若-豊田高専の観戦記です。
夏にベスト4に入った杜若の新チーム最初の公式戦。どんな試合を見せるか注目して観戦しました。

杜若
1530012|12 H13 E2
0002000|2 H5 E3
豊田高専
(7回コールド)

杜若
堂元(11)、海老名(20)、大川(19)、近藤(10)-北本、川元

豊田高専
富田(3)、加藤(6)、中川(1)-立中

投手成績

杜若
堂元隼(1年) 2回 23球 被安打1 四球0 三振1 失点0

海老名駿太(2年) 1回 15球 被安打2 四球0 三振0 失点0

大川仁寿(1年) 1回 16球 被安打2 四球0 三振1 失点2(自責点1)

近藤大貴 3回 37球 被安打0 四球0 三振4 失点0

豊田高専
富田裕悠 2回 67球 被安打5 四死球4 三振3 失点6

加藤遥也(2年) 3回 48球 被安打4 四球0 三振3 失点3(自責点2)

中川達哉(2年) 2回 45球 被安打5 四球2 三振0 失点3(自責点2)

(出場選手)

杜若
4蔦→H井上(16)→5 6舟戸 5勝田→4→H澤田(15)→4 9杉浦→R横山(17)→9 3加藤→3清田(13) 2北本→2川元(12) 7正垣→H土田(14)→7 1堂元(11)→H坪香(18)→1海老名(20)→1大川(19)→1近藤(10) 8磯谷

豊田高専
6加藤→1→H河村(10)→9 4加地→6 2立中 3中川(1)→1 1富田(3)→8→3 5松浦 7尾関 8荒木→9→8 9本多→4

(試合経過)

1回表、2死3塁から4番杉浦のショート強襲のタイムリー。杜若が先制。1-0
2回表、無死満塁から9番磯谷が2点タイムリー。1死満塁から押し出し死球。4番杉浦がタイムリー。2死満塁から押し出し四球。この回打者11人で5点。6-0
3回表、ピッチャー交代、加藤。代打坪香がランニングホームラン。無死3塁から1番蔦がタイムリー。無死1,3塁から3番勝田のセーフティスクイズ成功。9-0
4回裏、2死2,3塁から6番松浦が2点タイムリー。9-2
6回表、ピッチャー交代、中川。1死満塁から8番近藤が押し出し四球。10-2
7回表、無死3塁から犠牲フライ。2死1塁から6番川元がタイムリー2ベース。12-2
杜若が7回コールドで勝ちました。

総評

杜若は夏ベスト4進出から2年生が多く残っての新チーム。いい形でスタートして乗っていきたいところでしたが、ちょっともたついたというのが正直なところ。

あんまりチーム状態がよくないとは田中監督が試合前におっしゃっていましたが、全体的に打線がもう一つ振れていないなという印象は受けました。

投手はWエースの西脇投手、長塚投手が登板せず。投げた中では近藤投手の内容がよかった。秋はともかく、来年の夏までに2人に頼りきりでは厳しいので、2,3人は使える投手が出てきてほしいところ。

近藤投手はテンポよく、試合を引き締めました。こういう投球をしながら自信をつかんでいってほしいですね。

打線は長打もありましたが、いい当たりが全体的に少なかった。もうちょっと思い切り振っていってももいいかも。代打で出た坪香選手のランニングホームランになったレフトライナーの当たりが素晴らしかった。こういう打球を増やしていきたいですね。

豊田高専は近年公式戦になかなか勝てておらず、今日も序盤から劣勢。それでも4回裏に2点を返し、5回コールドのピンチは免れるなど意地を見せました。

投手は上手くタイミングを外したりして打ち取った当たりが多かったので、それを何とかアウトにしていって接戦に持ち込みたいですね。

ピックアップ選手

杜若 近藤 大貴 投手(2年)

5回からマウンドへ上がり3イニングをパーフェクト。ストライク先行で安定した投球が出来ました。Wエースを支える投手へとなっていってほしいですね。

杜若 坪香 天奈 選手(2年)

3回の先頭バッターに代打で登場し、鋭い打球でレフトの頭を抜いて一気にホームイン。素晴らしい打撃と走塁でした。

杜若 磯谷 壱瑠 外野手(2年)

9番センターで出場。3ベースを含む3安打の猛打賞。ラッキーな当たりもありましたが、最後まで出場して貢献。

杜若 舟戸 晴飛 内野手(2年)

2番ショートで出場。1安打2四球と出塁。守備が素晴らしく、難しい打球を簡単にさばける選手です。

豊田高専 富田 裕悠 投手・内野手(2年)

5番投手で出場。そこからセンター、1塁と守る。4回にチーム唯一の長打となる2ベースを放ち、2点につなげる。

豊田高専 松浦 弘佑 内野手(2年)

6番サードで出場。ファーストストライクを捉えて2点タイムリー。意地を見せる。

杜若 田中祐貴 監督談話

(残り 425文字/全文: 2265文字)

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