バスケットボール・クラッチ

「2日間で観客12,000人超え!バチバチに熱い頂上決戦!」~“おのかな”のブレックス観戦レポート 3/21-22三遠ネオフェニックス戦@日環アリーナ栃木

2024-25シーズンのリーグ戦も3分の2を消化しました。ブレックスは現在も東地区首位をキープ。今回の対戦相手は、全体勝率1位、中地区首位の三遠ネオフェニックスです。三遠といえば、43試合を消化して(3/24現在)、100点ゲームが14回、ブレックスと対戦前の時点で22連勝というクラブ最高連勝数を記録。今シーズンの平均得点が90点を超える、「超高火力」チーム。そんな三遠との2連戦は、とにかく見ごたえのある内容でした。(文・写真/ブレックスファン・おのかな)

 

広島がEASLを、琉球が天皇杯を制覇!

3/7(金)~9(日)にマカオで行われた東アジアスーパーリーグのFINAL4に、Bリーグから広島と琉球が勝ち上がり、9(日)に行われた決勝戦には広島が進出。見事優勝して、昨シーズンの千葉Jに続きBリーグチームが2連覇を達成しました! 広島のみなさん、おめでとうございます! 琉球は、同日開催された3位決定戦に敗れて4位となりました。

そしてその翌週、3/15(土)に代々木第一体育館で行われた天皇杯決勝では琉球が勝利。A東京を50点以下に抑える圧巻のディフェンス力を見せつけて優勝を決めました。何がすごいって、EASL直前の水曜日がアウェーで広島と戦い、マカオに移動して9日まで試合を行い、沖縄に戻って水曜にホームで島根とオーバータイムにもつれる死闘を繰り広げ、終わってから東京に移動というスーパータフな日程をこなしたこと。もうこれだけで称賛に価すると思っています。おめでとうございます!

 

次年度以降の天皇杯大会レギュレーションの改編が発表

3/14(金)、JBAは次年度(2025年度)からの天皇杯・皇后杯 全日本バスケットボール選手権の大会レギュレーションの改編を発表しました。

ざっくり説明すると、男子の場合、2025年度は2026/1/6から、国立代々木第一・第二体育館で集中開催され、1/8がクォーターファイナル、1/10がセミファイナル、1/12にファイナルが行われます。

外国籍選手は2名まで登録化とし、エントリー後は変更不可。アジア特別枠の選手は外国籍選手として登録。オンザコートは1で、帰化選手は外国籍と同時にプレー可。

ということで、昔のレギュレーションに戻った感じだと思います。チケット運用はどうなるのかなとは思いますが、過密日程からの選手の負担なども心配されていたので、この変更はいいことじゃないかなと思うし、楽しみです♪

 

全体勝率1位の三遠との対戦!

今シーズンの三遠は本当に強い! の言葉しか見つからないくらい、圧倒的なオフェンス力を誇るチーム。特に、12月の月間MVPにヌワバ選手、1月の月間MVPにメイテン選手と、2カ月連続で三遠の選手が獲得しているのも話題のひとつです。ちなみにブレックスは、11月にD.J・ニュービル選手、2月に比江島慎選手が受賞しています!

さらに、三遠は吉井選手、佐々木選手、津屋選手、大浦選手と、アジアカップに向けた日本代表候補選手たちもそろい、なかなか手ごわい相手です。

そして、竹内公輔選手と同期の太田選手も在籍していて、このマッチアップも見ものです!

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