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富樫が真のキャプテンだとみんなが理解した日。ハーフタイムにあった真実<コラム>

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「ユウキ」対決として日本中の話題を集めた横浜ビー・コルセアーズとの一戦。

ハーフタイムの千葉ジェッツのロッカールームでは、このチームが前に進んでいることを、そしてキャプテンの富樫勇樹がリーダーとしてさらにたくましくなったことを、感じさせる出来事があった。

 

状況を整理しよう。

 

今回の試合では、ジョン・パトリックHC(ヘッドコーチ)と小川伸也AC(アシスタントコーチ)の2人が体調不良により、会場に来られなかった。そして前半は38-42と4点のビハインドで折り返すことになってしまった。

とりわけ、横浜のエース河村勇輝の活躍を許し、彼には前半だけで8アシストを記録された。河村の1試合平均のアシストは6.9。1試合平均を大きく上回るアシストを前半の間に許したという事実は、横浜にやりたいバスケットボールを自由にやらせていたことを意味する。

そんななかで迎えたハーフタイムに一体、何があったのか。

稲垣敦HC代行、富樫キャプテンらの証言をもとにして分析していく。

(残り 1715文字/全文: 2175文字)

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