松沢呉一のビバノン・ライフ

三浦清志・吉野凌雅・大西航・畠叶夢に続くのはあの人か—逮捕のニュース-(松沢呉一)

 

寿司テロリスト、逮捕へ

 

vivanon_sentence三浦瑠麗の夫・三浦清志容疑者が横領容疑で逮捕されましたが、あんまり興味がない。テレビをほとんど観ないので、三浦瑠麗をそんなに認知していないです。好きではないですが、積極的に嫌うほどは知りませんでした。今回のことで、「自分は関与していない」と言っていたのが噓だったらしき点で信用できない人という評価が加わったところです。噓つきは嫌いです。

それよりこっちの方がずっと興味があります。

 

 

炎上した時に私も観て、ふざけきった謝罪がムチャクチャ不快でした。この吉野凌雅容疑者は21歳なので、警察もためらうことなく逮捕。社会一般の嫌悪感も強かったので、「こんなことくらいで威力業務妨害は大げさ」という擁護も起きにくいかと思います。罰金だけなのか、懲役まで至るのかわからないですが、仮に実刑になったとしても、同情する人は少ない。

でも、彼らにとってもよかったと思います。人によるとは思いますが、私は家族や学校、あるいは職場まで際限なく拡大していく私刑は怖い。それより法律に則った刑罰の方が限度が定められている分ましです。

上限の金額を決定しておかないと、Colaboのように8,300円もの金額の食事を公金でしてしまう非常識な人間が出てきてしまうのが怖いのと一緒。どんな神経をしているんだか。

事件が警察の手に移ったことで、この件について周辺の人たちへの追及は緩くなるだろうと予想します。だから、こういうことをやっちまったヤツはすぐさま警察に行ってとっとと書類送検してもらった方がぐっすり寝られると思います。

ただ、この事件では、一点気がかりなことがあります。他の2人は19歳と15歳。「自称15歳」としているのは、身分証明をもっていなかったんですかね。19歳は撮影、投稿を担当しているので逮捕は当然であり、彼が先に逮捕され、そこから他の2人が逮捕されたいう流れです。

吉野凌雅容疑者や投稿した19歳が逮捕されるのはいいとして、15歳の少女はこの二人と一緒にいただけだったってことです。罪なくね? SNSで知り合った、おそらく薄い関係の男2人の行為を止めなかったことに責任なんてあるかなあ。

※追記です。3名の間で共謀があったと警察は見ているとのこと。予め、話題になることをやってやろうと話し合っていて、行為のあとも投稿する旨について合意があったということのようです。

 

 

Colabo支持の性犯罪者が再逮捕された

 

vivanon_sentence次の逮捕はColabo連帯を表明していた千葉県の共産党幹部であった大西航容疑者です。再逮捕。

 

 

 

女子トイレでの盗撮事件で逮捕されたのは1月のことで、今回は昨年10月の犯行です。余罪を追求されてバレたのか、報道を見て、通報があったのか知らんですけど、まだまだ余罪がありそうです。パソコンも押収されているでしょうから、盗撮だけであと数件は出てきそうです。

共産党と強いつながりのある大西容疑者は、幼い娘がいるんですよ。ホントに馬鹿ですよね。

共産党員や共産党シンパは、Colabo批判をする人たちに嫌がらせをしている暇があるなら、どうして党の幹部がこんなことをしてしまったのかを検証し、反省した方がよくね? 自分らに不利益をもたらす勢力に対して理不尽な嫌がらせを組織的にやることに慣れているので、性欲の対象に対しても嫌がらせしていいと思うんですかね。

 

 

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