松沢呉一のビバノン・ライフ

軍艦島と韓国人YouTuberたち—犯罪に表れる国民性[追加編]-(松沢呉一)

騙す側と騙される側の共通項—犯罪に表れる国民性[後編]」の続きです。

 

 

NEC元社員による特殊詐欺

 

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騙す側と騙される側の共通項—犯罪に表れる国民性[後編]」を出したすぐ後、こんな報道が出てました。

 

 

容疑者は在日韓国人であって、韓国で生まれ育った韓国人でありませんし、一つの事件から「だから在日は」「だから韓国人は」とは言えないですけど、このタイミングでこんな報道を見せられたら、取り上げるしかない。

どうして容疑が詐欺ではなく窃盗になるのか、他の記事を見てもわかりませんでしたが、取り調べが進むと、詐欺の容疑が加わるのかもしれない。

ネットで検索すると、彼の父親は会社経営者であり、親子揃ってゴルフが趣味。そして彼はNECに勤務しながら特殊詐欺。失業して、空腹のあまり、150円のバナナと5袋300円のインスタントラーメンを万引きした人は大目に見てあげて欲しくなりますが、呉多騎は許し難い。

詐欺の悪質さにもランクがあって、欲に目がくらんだ人たちをカモにする投資詐欺より、判断力を失わせる嘘で、もともと判断力のない老人たちを狙うのは卑劣です。ロマンス詐欺はその中間です。

また、ガーナ詐欺やナイジェリア詐欺のように、どこにあるのかもよくわからん国の人を騙す場合は罪悪感が薄くなるのもわかりますが、顔が想像できそうな人を騙せるのは悪質。日本で生まれ育っても帰化していないことから、アイデンティティが他国にあるがゆえにできたことなのではないかとも想像しないではいられません。

 

 

脱北親娘、軍艦島の真実を知る

 

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もっと楽しい動画を観ることにしましょう。楽しいばかりではないですが。

 

 

ジュジュさんが脱北者であるイ・アンニさんと夫のフンさんを日本にエスコートした動画を以前取り上げましたが、その後、アンニさんを追って脱北した母親もジュジュさんは日本に招いて、以来、ジュジュさんに頼らず、ふたりだけで日本旅行を楽しむようになっていて、弟とも日本に来ています。アンニさんは3ヶ月に1回くらい日本に来ていそうで、北朝鮮で反日教育を受けてきた一家は今やすっかり親日家です。

アンニさんは自身のチャンネルも開設し、日本を紹介し続けています。親日派というだけで反日派が叩いてくる国ですから、まして脱北者だと、「韓国が面倒を見てやったのに恩知らずめ」と叩かれそうです。これもジュジュさんのチャンネルで説明していますが、脱北してしばらく住居や生活費は韓国政府から提供されます。確かにその分は恩義がありますから、韓国のいい点も、日本の悪い点もところどころに入れ込んだ方がいいかも。

しかも、今回はさらに一層反日派韓国人たちの神経を逆撫でしそうです。

軍艦島こと端島(はしま)は1974年に閉山するまで炭鉱の坑夫とその家族が住んでいて、軍艦島デジタルミュージアムは韓国人労働者のことを紹介するのが目的ではないですから、再現した住宅の部屋は戦後のものであるのは何ら不自然ではありません。おそらく昭和30年代でしょうが、「テレビの普及率日本一」だったそうですよ。しかし、悪意に満ちた人たち、あるいは韓国人視点でしか考えられない人は、「戦前からテレビがあったはずがない」と言い出しそうですので、説明を加えた方がよかったかな。

 

 

両者の意見を検討する

 

vivanon_sentenceその続き。

 

 

実のところ、私は軍艦島について改めて調べたことがなく、これをきっかけに軍艦島デジタルミュージアムのサイトを見たり、動画を観たりしました。ジュジュさん、ありがとう。

 

 

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