何故富樫は「Bリーグが始まってジェッツとしては一番難しいシーズン」と言えたのか?<コラム>
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ついにリーグ戦7連勝を飾った千葉ジェッツ。このタイミングだから、思い出したい言葉がある。
「Bリーグが始まって、ジェッツとしては一番難しいシーズンになっているのは間違いないです」
昨年の大みそか、富樫勇樹はそう話していた。
当時はBリーグの舞台で思うように勝ち星が伸ばせていなかったとはいえ、2019-20シーズンのように東地区最下位に落ち込んだわけではない。だから、「今よりも悪いシーズンがあった」と答えても、あるいはケガ人が続出している現状を言い訳にして「ケガ人が多すぎる特別なシーズンだから」と語っても、不思議ではない。
それなのに、「一番難しいシーズン」と素直に口にできたのは何故だったのだろうか?
「もちろん、勝つに越したことはないと思います。かといって、今の状況と今のメンバーを含めて、この成績をすごくネガティブに思っているわけではないので。これから『CS争いに関わってくるようなチームになれる』ともちろん思っていますから。本当に、これからだなと」
富樫が言いたかったのはつまり、こういうことだろう。
今季が「一番苦しいシーズン」であったとしても、「一番ダメなシーズン」になると決まったわけではない。
選手の立場からすればおおっぴらには言えないだろうが、ジョン・パトリックHCはこう話している。
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