企業がVTuberとのタイアップを好む理由—ジャニーズ事務所のマネージメントとVTuberのマネージメント[7]-(松沢呉一)

1回の配信でスパチャが百万円を突破

なべやかんに、「VTuberが一回配信するだけで、スパチャが100万円を超えることもある」と教えたら、驚いて失禁しそうになってました。私も最初に知った時は失禁しました。

これは切り抜きで、オリジナルはこちら。

茄子を生で食べることで知られる風真いろははついさっきデビュー2周年ライブをやってました。

彼女はふだんもかわいいのですが、酔ったらなおのことかわいい。そこは十分理解できるのだけれど、それにしてもお年玉として1万円超えの赤スパが連発して計100万円。時給100万円ですよ。「悪徳ホスト」か。

ホストクラブの規制を目論む立憲民主党の塩村文夏議員に連絡しなきゃ。仁藤夢乃同様、女はいつも被害者という教義の宗教でも信じてるっぽいので無視か。VTuber規制法はいらんので、「国民からの質問に開示請求で恫喝する政治家禁止法」の制定をお願いしたい。

なべやかんが誤解するといけないので、「100万円を超えるような金額が集まるのは、登録者が100万人以上いるVTuberの、誕生日や正月などの特別な時だけ」と説明しておきました。あとで確認してみたら、風真いろはの登録者は100万人に達してませんでした。6期生なので、まだまだこれから。

周年ライブもめでたいですが、スパチャをリアルタイムに読まれるわけではないので、風真いろはのライブでもそんなに金は動いていませんでした。

もうひとつ大事なこと。

「事務所に入っていると、スパチャの売り上げも事務所にゴッソリ抜かれるので、100万円がそのまま入るわけではないけどね」

「それでも何十万は残るんだから、いいですよね」

たしかに。1時間で1 万円でも嬉しい。それは私だからであって、ホロライブはアイドルVTuber事務所ですから、金がかかります。歌やダンスのレッスンは自腹でしょうし、配信機材も自腹。レコーディングもMVもレコード会社と契約していなければ自腹。自分らの企画イベントも自腹。

その分、VTuberがあまり気を使わなくていい点があります。ここが一般のアイドルより楽な点。

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