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西田 公陽選手(シーホース三河)【ガチャガチャインタビュー 第3回(前半戦)】

ファン・ブースターの皆さんから募集した質問に選手がガチャガチャと答えていく「ガチャガチャインタビュー」。第回のゲストは「西田公陽選手(シーホース三河)」です。

みなさまたくさんのご質問をありがとうございました!
今回もかなり多くの質問に答えていただきましたので、回に分けてお届けします。(前半戦/後半戦

Question

 

─今日はよろしくお願いします。こちらのガチャガチャの中にファン・ブースターの皆さまより事前にいただいた質問を入れてありますので、一つずつ引いていただいて、中に入っている質問に答えていただけますか。

西田公陽選手(以下、公陽):この質問は、僕が答えると知っていて送ってくださっているのですか?

──もちろんです。すべて、公陽選手宛ての質問です。

公陽:こんなにたくさん送ってくださってありがたいです。

色の違うカプセルが2つありますけど……。

──これは、スペシャルな質問というか、当たりみたいなものです。

公陽:じゃあ、この“当たり”にします!

「兄弟、仲はいいですか?」

──これは、前回このコーナーに出ていただいた、ファイティングイーグルス名古屋の中村浩陸選手からの質問です。

公陽:僕は、めっちゃいいと思っています。

仲良くなったのは、大学年の時にコロナ禍で大学に入れなくなったので、3ヶ月くらい実家に戻っていた時。その期間に、優大と一緒にワークアウトしたり、釣りに行ったり、ドライブに行ったりして、すごく仲良くなりました。

三河に来てからも、最初は分からないことだらけだったので、優大がいろんなことを教えてくれました。家具を揃えようと考えている時も、「一緒に買い物に行くから、声かけろよ」と言ってくれて、テレビを買ってもらいました。すごく嬉しかったです。ご飯もよく一緒に行きますし、温泉も行きますね。

―優大選手と公陽選手、それぞれどんな性格ですか?

公陽:優大は常にボケてるんですよ。変顔をしたり、しょうもないことを言ったりするので、僕が笑って、ツッコむみたいな関係性です。

弟の陽成(東海大学)は、兄のボケに対して「興味ない」みたいな感じで相手にしないので、僕はボケを拾う貴重な存在なのかもしれないです。

―公陽選手はご自身をどんな性格だと自己分析していますか。

公陽:僕は、真面目だと思います。子どもの頃からずっと真面目で、中学3年生の時は生徒会長をしていました。

―お兄さんも生徒会長をされていましたよね?

公陽:優大は副会長です。会長と副会長は全然違います。会長は卒業式の日に舞台の上に立って答辞を読んだり、週に回の全校集会で挨拶したり、挨拶運動したりとか、役割が多くて。いろいろな経験させてもらいました。

―ご兄弟だけでなく、ご家族の仲もよく、家族LINEで毎日のようにやりとりをしているそうですね?

公陽:家族LINEは結構活発ですね。ほぼ毎日何かしらのやりとりがあります。試合の前日や当日には毎回「頑張れー」って連絡がきます。

この間は、弟から「試合でコケて、肩を痛めた」ってLINEがあって。その時は、

優大「俺がコケ方を教えてやろうか」

父「教えてやれー」

陽成「教えてー」

みたいなやりとりがありました。

あとは、僕が年末に実家に帰った時に、「かまいたち」のYouTubeチャンネルをずっと見ていたんです。そしたら昨日、「かまいたちにハマっていて、今すごく動画を見てるよ」と両親からLINEがありました。

―ご家族のエピソードを聞いているだけで、幸せな気持ちになってきます。

では、次のカプセルお願いします。

公陽:ガチャガチャを開けるの、懐かしくて楽しいですね。

「試合前のゲン担ぎは何かやっていますか?」

公陽:試合の日は、絶対にうどんを食べてから会場入りします。エネルギー的なことも考えて、ルーティーンにしています。

うどん屋から試合会場へは、その日の気分で音楽を選んで、聴きながら向かいます。気持ちを上げたいので、ヒップホップ系が多いですね。僕は「AK-69」がめっちゃ好きなので、「AK-69」さんの曲は必ず試合前に1回は聴きます。

 ―「AK-69」の曲は、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(以下、名古屋D)が使用していますね。

公陽:優大が特別指定選手として名古屋Dでプレーしていた時に教えてもらって、それからハマりました。

―先ほどの「かまいたち」もそうですが、家族で趣味を共有しているところからも、仲の良さが伺えます。

公陽:たぶん僕は、影響されやすいんだと思います。洋服もいいなと思ったら真似したり、優大が車とかで流している音楽もちょっといいなと思ったら、僕も真似して聴くようになったり。

―その背景にあるのは、お兄さんへの尊敬ですか?

公陽:口にするのは恥ずかしいですけど、僕は兄のことがすごく好きなんだと思います。

これまでの取材で、「お兄さんと一緒のチームは嫌じゃないですか?」と何度も聞かれたんですけど、全く嫌ではないし、むしろ嬉しい気持ちの方が大きい。

シーホース三河に入団することを決めたのは、ここに来たら成長できると感じたことに加えて、兄がいるというのも大きいです。ずっと見てきて、尊敬できる部分が本当に多いので。

「公陽選手は、お兄さんである優大選手のことを尊敬しているとお聞きしました。どういったところを尊敬していますか?」

公陽:まずはプレー面。本当に勉強させてもらっています。今までは3Pシュートが軸だったと思うのですが、最近はペイントアタックでも打開できますし、本当に日本を代表するプレーヤーになってきているなと思います。

ディフェンスでチームを勢いづけられるところも見習いたいです。(12日の)仙台戦で、スティールからそのままファウルを受けながら決め切ったプレーはまさにエースだなと感じました。ちょうどインカレの前だったので、「僕も頑張ろう!」という刺激を受けました。

―プレー面以外はどうですか?

公陽:優大は常におちゃらけた感じですけど、やる時はやる。それに、すごく優しいです。先ほども話したように、引っ越しの時にもすごく助けられましたし、いい兄を持ったなと。 

―兄弟げんかはしますか?

公陽:優大とはけんかしたことは一度もないです。陽成とは1歳違いなので、小さい頃はよくけんかをしました。小学校くらいのときにエキサイトしすぎて、父に家から追い出されたこともあります。

 

「いつからおでんになったの?」

ーこれは、お兄さんの優大選手からの質問です。質問というより、クレームっぽいですね。

公陽:さっき(バスケットLIVEの取材)も言われました。

―「認めてないよ!」とおっしゃっていました。

公陽:入団発表のコメントを「おでんの具」にしたら、すごく反響が大きくて、そこからですね。兄は一生認めてくれないと思いますが……、ファン・ブースターの皆さんが「こでんくん」「こでんくん」と迎えてくださって、シーホース三河は本当にいいチームだなと嬉しかったです。

―ちなみに好きなおでんの具は?

公陽:味がしみしみのだいこんです。

きゅうりは好きですか? きゅうりは食べられますか? お父さんがきゅうりを作っているにもかかわらず、食べられないお兄さんをどう思いますか?」

―実は質問で一番多かったのがきゅうりに関するものでした。

公陽:食べられます! けど……。

―けど?

公陽:丸かじりとかはちょっと……。きゅうりは、食べた後しばらく後味が残るというか、あれがちょっと苦手で。 

―苦手! それは、どちらかというと嫌い寄りですね。

公陽:優大みたいに匂いも嫌いとかではないし、ちくわきゅうりも好きなんすけど……。

―お父さんが聞いたら悲しくなっちゃいますね。

公陽:たぶん知っていると思います。前に「丸かじりしろ」と言われて、断ったことがあるので。

 

「好きな漫画はありますか?」

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