富田-名東 観戦記(2024年名古屋市立大会)
8月5日にパロマ瑞穂球場で行われた名古屋市立大会、富田-名東の観戦記です。
試合は終盤までもつれるシーソーゲームとなりました。
富田
110100102|6 H14 E2
200001200|5 H9 E0
名東
富田
原口(1)、山下(6)-服部
名東
柳沢(1)、野村(11)、林(10)-岸本
投手成績
富田
原口浩樹 7回 125球 被安打7 四死球4 三振8 失点5(自責点4)
山下哲矢(2年) 2回 33球 被安打2 四球1 三振1 失点0
名東
柳沢秀明 6回 82球 被安打9 四球0 三振2 失点3
野村奏斗(1年) 2回0/3 34球 被安打3 四死球3 三振0 失点2
林千紘(1年) 1回 9球 被安打2 四球1(1) 三振0 失点1
(出場選手)
富田
8宮城 4菅谷 7斉藤→6 9下畑 6山下→1 3藤本→7 1原口→3吉田(13) 2服部 5永田
名東
5今井 2岸本 1柳沢→8 3竹之内 8大野→9 7宮脇 4岡野 9鷲野→1野村(11) 6小林
(試合経過)
1回表、無死1,3塁から3番斉藤の併殺崩れの間に1点。富田が先制。1-0
1回裏、2死2,3塁から5番大野がタイムリー。2死1,3塁から1塁ランナーがスタートして、3塁ランナーが挟まれるもランダンプレーでエラー。3塁ランナーが生還。名東が逆転。2-1
2回表、1死2塁から8番服部がタイムリー。2-2
4回表、2死2塁から9番永田がタイムリー3ベース。富田が勝ち越し。3-2
6回裏、1死3塁から7番岡野のスクイズがタイムリー内野安打に。3-3
7回表、ピッチャー交代、野村。1死3塁から3番斉藤が犠牲フライ。4-3と富田が勝ち越し。
7回裏、1死2塁から3番柳沢がタイムリー3ベース。4番竹之内の2ゴロ野選で逆転。5-4
9回表、無死1塁でピッチャー交代、林。1死満塁から7番吉田のスクイズがバントヒットになり1点。1死満塁から8番服部のスクイズが成功。富田が逆転。6-5
富田がシーソーゲームを制しました。
総評
新チームらしいといえばらしい、ちょっとしたミスが失点になるというのがお互いにある中での試合でした。
富田は先発の原口投手が初回に2点を失った後は球威のある球で相手を押し込んでいきました。ただ、6回、7回は疲れも出て失点。かなり暑かったですし、この辺りは仕方ないですね。それでも試合を作る好投でした。
リリーフの山下投手もショートから入ってまずまずの球を投げていましたし、ある程度公立相手なら試合が作れそうな投手陣。
打線ではまんべんなくヒットは出たものの5番の山下選手のところで途切れてしまう感じ。最終回にスクイズが上手く決まって2点を奪って逆転しましたが、つながりがあればもうちょっと点が取れたかなと。それでもヒットが出ているのはいいこと。この状態で1次予選に入りたいですね。
名東は新チームは12人とかなり少ない状態。先発の柳沢投手はコントロールがいいタイプで試合を作れる投手でした。リリーフの2人はやや球威の点で厳しい部分があるので、テンポよく投げてなるべくイニングを稼ぐ必要がありそう。この試合では6回3失点とランナーを出しても粘っていました。こういう投球で流れを呼び込みたいですね。
打つ方では5番の1年生の大野選手がなかなか雰囲気がありました。盗塁も2つ決めて楽しみな選手ですね。
ピックアップ選手
富田 斉藤 匠生 外野手・内野手(1年)
3番レフトで出場。途中からショート。1年生でクリーンアップを任されるだけの実力があり。2安打に四球。犠飛等で2打点も挙げてセンスが光りました。ショートも任されていますし、今後が楽しみです。
富田 藤本 隼颯 内野手・外野手(2年)
6番1塁で出場。途中からレフト。3安打の猛打賞で2度ホームインしています。最終回は申告敬遠されていました。
富田 原口 浩樹 投手(2年)
立ち上がりはややコントロールが不安定でしたが、2回以降は球威で押し込む投球が出来ました。三振を8つ奪い、球威のあるところを見せました。
富田 服部 瑛之輔 捕手(2年)
8番捕手で出場。3安打でスクイズも含めて2犠打と全打席で活躍。2打点を挙げました。
名東 大野 航武 外野手(1年)
5番センターで出場。途中からライト。2安打のマルチで盗塁も2つ。左右に打てて雰囲気のある選手でした。
名東 柳沢 秀明 投手(2年)
先発して6回を3失点。コントロールがよく試合を作れる投手。ランナーを出しても落ち着いた投球が光りました。
名東 岸本 健篤 捕手(2年)
2番捕手で出場。2安打のマルチ。捕手として、主将としてチームを引っ張る選手。
富田 高橋監督、名東 小倉監督談話
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